第10回いよし和太鼓のつどいコンサート その①

2017年2月25日(土)伊予市双海町しもなだ体育館にて
『第10回いよし和太鼓のつどいコンサート』が開催されました。
(今年は双海町でしたが市内3地域(だったかな?)の持ち回りで場所を変え毎年開催しているイベントです。)
保育所に通う園児から、各学校で受け継がれている伝統の太鼓、さらには和太鼓という郷土芸能を
まったく新しい形に変化させたものまであり、とても聴き応えがありました。
パンフレットに掲載された参加団体の紹介文と演奏の様子の一部を以下に記載します。
一.ぐんちゅう保育所・楽鼓隊
楽鼓隊はぐんちゅう保育所の年長児、全員が月に1回程度練習しています。
太鼓演奏を通して、大きさの違う太鼓ごとに打つリズムの違いを感じとることや、まわりの
音を聞こうとする集中力の向上、お互いの音を合わせる協調性などを養います。
また、大きな太鼓を使うことで、物を大切にする心など、太鼓を打つ技術だけでなく、
豊かな心を育むことを目的に13年前から取り組んでいます。
本日、出演する園児たちは5月から一生懸命に練習し、みなさまの前でその成果を発表できると
張り切っています。
【伊豫之屋台囃子(いよのやたいばやし)】
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二.和楽・松田社中
和楽・松田社中の始まりは明治の終わりから大正のはじめ頃とされています。
初代松田亀太郎(亀蔵)、二代目松田達一(権蔵)、三代目松田勝利(勝達)、四代目松田新一(新)と
引き継がれ、三代目勝利、四代目新一の時代に郷土芸能扶桑太鼓に携わりながら、今現在にいたります。
ももと三味線、笛、太鼓といった地方(じかた)の職であり、大正から昭和にかけては
郡中寿楽座において、旅芸人一座の地方をつとめたとされています。
時代は平成となり、現在は扶桑太鼓の一門に加入し、年齢や経験は問わず、誰でも参加できる
教室形態を取り入れ、芸を身につけています。」
三.佐礼谷小学校・佐礼谷太鼓
「佐礼谷太鼓」は昭和53年、学校創立100周年を記念し、当時の先生方や児童の手によって創作されました。
現在、地域の方のご指導のもと、4年生、5年生、6年生の10名の児童で練習に取り組んでいます。
曲は『米づくり』をテーマに3部で構成されています。
第1部は、「田植えを終え、育つ稲をお百姓さんが眺めている様子」を表現しています。
第2部は、「実った稲に群がる雀たちを追い払う様子」を表現し、
第3部は、「稲刈りをして豊作を喜ぶ様子」を表現しています。
子どもたちの動きにも注目してご覧ください。
四,下灘小学校・下灘太鼓
ふるさと下灘に新しい伝統文化を創造していくことをねらって、昭和58年に太鼓クラブができました。
現在、4年生、5年生、6年生の全児童26名で活動しています。
先輩から後輩へと耳と手、体と心で太鼓の曲を受け継いでおり、みんな太鼓大好きで、がんばって
活動しています。
今日演奏する曲は、澄み渡る空の青さを表現した「序の曲」、山の緑の美しさを表現した「黒山」、
そして子どもの守り神である鬼と無邪気に戯れる子どもたちを表現した「鬼喜(きき)」の
3部構成になっています。
大太鼓、中太鼓の迫力ある音と締め太鼓の軽快な音の組み合わせをお楽しみください。
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